おしゃれ鉢探しはガーデナーの永遠のテーマではなかろうかと思うのですがなかなか安くてかわいくて手頃なサイズのものって見つからないんですよね。
貧乏性な私はあまり高価なものは買えないので、身近にあるものを利用しておしゃれに花を植えられないか常に模索しております。
今回使わなくなったキッチン用品を少し加工して鉢にしてみたら思いの外かわいくなったのでご紹介します。
ホーロー(琺瑯)とは
鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの。
(Wikipediaより)
匂いが移りにくく、耐久性に優れていることから食器や鍋、保存容器などキッチン用品に多く使われています。
しかもホーローって独特の味わいがあってかわいいんですよね。
我が家でもキッチンの至る所でホーロー容器を活用しております。
使わなくなったホーローのキッチン容器を再利用したい
かわいさゆえについ買ったはいいもののあまり使うことなくしばーらく放置されていたオイルポットがありましてですね…
かわいいでしょう?
これをそのまま捨てるのも忍びないので何かに使えないかと考えました。
……花植えたらかわいいんじゃない?
鉢として使うなら水が抜けるように底に穴を開ける必要があります。
穴がないと根腐れを起こしてしまいますからね。
加湿は植物の大敵です。
ってことで底に穴をあけて鉢として活用できないかやってみましたよ。
プランターにするためにホーロー容器の底に穴をあける〜電動ドリルを使ったやり方
今回使ったのは電動ドリル。

ドリル刃先は百均で買った金属用ドリルです。
それをこのように

削りカスが散らばらないようにごみ箱の中で穴あけしました。
早速ドリル!!!…してみるものの表面で滑ってしまって一向に削れません…。
調べてみたところキリや千枚通しなどでガラスを軽く割ってからやるといいとのこと。
今回は道具がなかった為ぐぐーっと強く押し付けながらなんとか削りましたが表面削るだけですごい手間取りますめちゃくちゃ疲れます。
道具があるなら割ってからやることを断然おすすめします。
しかし表面のガラスが削れてもなかなか穴があかない…

ホーロー容器の底ってけっこう分厚いんですよね。
削っても削ってもなかなか先が見えてきません…。
奮闘すること十数分…

やっと貫通!
いやー疲れます!!
なんとか頑張って計5か所の穴をあけてみました。
私は子育ての合間に作業しているので1日では作業が終わらず、数日間にわたって少しずつ少しずつ削っていきました。

正直途中で「1〜2個あければいいかな…」とも思ったのですが、ホーローは通気性ゼロの容器ですから植物の根腐れを防ぐためにやはり充分な数の穴をあけるべきかと考えました。
プランターにリメイクしたホーロー容器に花を植えてみる
うちの庭にどこからともなく種が飛んできて勝手に成長していたノースポールがありまして

アブラムシついてますが…
これを
こうじゃ!!


蓋も横に添えてみました。
けっこうかわいいと思うんですけどどうですか。
鉢がかわいいと一株だけでも華やかですね。

しばらくするとノースポールが育ってもりもりになりました。
とってもかわいい。
底近くの部分、傷があったのかそこからサビてきました。
ホーローの弱点として釉薬が欠けた部分などがサビやすいということがあるんですけど、ガーデニングで使う上ではそのサビもいい感じの味になってくれるのではなかろうかとむしろ期待しております。
まとめ
- ホーローはとにかくかわいい
- 穴あけはけっこう重労働。時間に余裕を持って。
- キリなどで先に表面に傷をつけてからやるべし。
- 作業は大変だけど花を植えるとかわいいホーローがもっとかわいく!!
ホーローのかわいさは多肉とも相性がよさそうですね。
色々と試してみたいです。
そして今後もいろいろと鉢でないものをリメイクして鉢にしていきたいと思います。
こうご期待です!