Tiny Garden
庭なし戸建てでもガーデニング
DIY

石灰を混ぜた塗料によるブロック塀塗装の手順と、私の失敗&反省談~ひび割れの原因とは?

我が家の庭にはフェンスがあり、その足元には2〜3段のブロック塀があります。


娘の後ろにあるこれです。

…至って普通のブロック塀です。
ブロック塀むき出しで決してオシャレとは言えません…
そこでこのブロック塀を塗装することにしました!

ですが失敗もあり反省点も多々…
同じように塀塗装をDIYしようとしている方の参考になればと思いその過程をご紹介します。

石灰塗料とは??普通の塗料のみの場合とどう違うの?

今回私が使用したのはアサヒペンの「水性外かべツヤ消し(クリーム)」ですが、これをそのまま使わずに石灰を混ぜました。
石灰を混ぜることでザラザラもったりとした独特の風合いを出すという方法を試してみたのです。

ザラザラ質感の外かべ塗料としてはアイカ工業のジョリパッドが有名かと思います。
ただこれちょっとお高めなんですよね。
あとコテでの塗装に自信がなく…
どうにかしてもう少しコスパよくできないかなと考え、見つけたのがこの石灰を混ぜる方法。
情報が少ないので色々と試行錯誤しました。

石灰はどのようなものを使うべき?

まず石灰ですが、今回私が使ったのは「左官用消石灰」というものです。
ホームセンターの建材売り場に置いてあります。

最初は園芸用の石灰でいいかと思っていたのですが、調べた結果園芸用や学校などでライン引きに使う石灰は水分が加わっても固まらないよう加工されているということで、それだと強度に問題が出るのでは…??と考えたからでした。

後に詳しく書きますが、結果として園芸用など使った方が私が考えていた質感が出たのではないかと思っています。
ただやはり強度の問題は切実ですので雑貨などはともかくこういった外塀では固まる石灰の方がいいのかなとも考えます。
左官用石灰は少量販売がないので大量に余ってしまう問題はありますが…

ブロック塀塗装に必要なもの

  • インスタントセメント
  • シーラー
  • 上塗り塗料
  • 石灰
  • コテ
  • ローラー
  • ハケ
  • マスカー(養生テープとビニールでも可)
  • 軍手
  • 汚れてもいい服装

石灰塗料によるブロック塀塗装の手順

さっさとブロック塀の塗装をしてしまいたいところなのですが、その為には下準備が必要です。

①ブロック塀の洗浄

ブロック塀についているホコリや汚れ、コケなどを落としていきます。
私は高圧洗浄機を使いましたが、なければホースで水をかけてタワシで擦れば簡単に綺麗になります。

②セメントを使って目地埋め

ブロック塀にはブロックとブロックを繋ぐ目地があり、平らではありません。
そのまま塗料を塗るとブロックの形が丸出しになってしまいます。


こんな感じ。

これでもブロック塀そのままよりはいいのですけど、せっかくなので目地を埋めて平らにならします。

使用するのはセメント。
水を混ぜて練るだけで作れるインスタントセメントを用意します

ブロック塀と同色のグレーでいいと思いますが、私は何故か白を使用。(途中から足りなくなりグレーを買い足しています)
なぜ白を買ってきたのか覚えてないのですが、まぁ後で塗料を塗ってしまうので何色でも構わないです。

セメントを練ったらブロック塀を水で濡らし、コテでこれを塗って目地埋めをしていきます。

…が

これが結構難しい…
キレイに平らにすることができずボコボコに。
まぁ所詮素人、多少の不出来は想定内です。
あまりこだわり過ぎても時間がかかって仕方がないのでだいたいの所で進めていきます。

私は子供のお昼寝タイム(30分〜2時間程度)の間に作業をしているのでただでさえ作業が進まず、この工程だけで数ヶ月を要しました…クオリティに拘る余裕はありません…が、やはりここは丁寧にやるべきだったなぁと後で反省することになるのです。

③シーラー(下塗り)

塗料がしっかり付くようシーラーを塗っていきます。
今回は上塗りが水性なのでシーラーも水性を使用しましたが、塗料が油性なら油性シーラーを使いましょう。

できれば数日間晴れ間が続いた後、充分に乾燥した状態でやりましょう。
ブロック塀は水が染みますので、充分に乾いていない状態で塗ってしまうと後で内部の水分が蒸発し、蒸気で塗膜を浮き上がらせてしまいます。

今回は片面塗装なので塗らない片側から水分が抜けてくれるのですが、両面塗装する場合は特に注意が必要です。

④石灰塗料で上塗り

さて、いよいよ塗っていきます。

私は後の片付けを少しでも楽にするためビニール袋に塗料をあけます。
こうすれば塗料が余ってしまったとしても新聞紙を突っ込んで袋ごと廃棄することができます。

ここに石灰をドバッと。
量は適当です。少しずつ入れて混ぜ、ちょっともったりするくらいにしていきます。


粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
色合い的にお菓子を作ってる気分になってきました。


こんな感じでちょっともったりハケに乗るくらいにしました。

さて、塗っていきますが、こういった塗装は一度で塗るのではなく2回に分けて塗るのが基本です。
一度めはローラーで薄くまんべんなく塗っていきます。


手前のほうは目地埋めセメントがグレーなので目立たなくなっています。

けっこうもったり感が強くローラーだと大変だったので2回めはハケで塗ります。
その方が表面がボコボコして風合いも出るので。

2度塗り完了。

塗料が乾ききる前に養生を外します。
完全に固まってからだと養生と一緒に塗料も剥がれてしまいますからね。

…しかし目地がまだ目立つのが気になる私…
目地埋めを適当にやったツケが回ってきました。
塗料を塗ればもう少し目立たなくなると思ったのですがデコボコがいまいち隠しきれていません。

ということでもう一回塗ってみることに!!!
今度はちょっと厚めにぽってり塗ってみました。

この3度塗りの途中で問題が発生。

黒い点々がところどころに付いてるのがおわかりいただけるだろうか…

実はこの日は晴天ながらも強風。
塗った直後、乾ききってないペンキに風で飛んだゴミがくっ付いてしまったんですね…

晴れてればいいと思っていたので盲点でした。
風が強いと養生も飛ばされるので注意が必要です。

しかしまぁもう塗り始めてしまったものは仕方ないのでこのまま進めます。

3度塗り完了!

縦の目地はほぼ消えたものの横はあまり変わらず。
やっぱり目地埋めもう少し丁寧にやるべきだったと反省です。

そして

乾いたのを見てみたらこのようにヒビ割れが…!!!
石灰の分量の問題なのか厚塗りがよくなかったのか…

遠目ではわからないしこれはこれで味だ…!!と思うことにしました。

表面の質感はおおむね満足ですが、もっとザラザラっとした感じになると思ってたので思ってたより滑らかでした。
私がネットで参考にした、石灰塗料を使用してザラザラ質感を表現していた人たちは園芸用石灰を使用していたので、もしかしたらそこによる違いかなと思います。

今回左官用石灰を使ってみてザラザラ質感というより、どちらかというとペンキ感をなくして漆喰のような味わいを出す効果を感じました。
これはこれでいい感じなので結果オーライとしておきます。

石灰塗料による塗装の失敗&反省点まとめ

ザラザラ感を出したいなら園芸用石灰の方がいいかも(強度は不明だが)
目地埋めは難しいけど丁寧にやるべき
施工は強風の日は避ける
あんまり厚塗りするとヒビ割れる

やってみてやはり簡単ではないなと感じました。
そりゃそうですよね。

でも失敗もあるとは言えブロック塀剥き出しよりははるかにいいのでやってよかったと思っています。
一気に庭が明るくなりました。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

↓よろしければ応援お願いします!

にほんブログ村 花・園芸ブログへ